活性酸素を抑制する酵素【スカベンジャー】|加齢臭の予防と対策

活性酸素を抑制する酵素【スカベンジャー】

 

掃除イメージ

スカベンジャー(Scavenger)を辞書で引くと、「廃品回収業者、清掃員」とあります。

 

ここで言うスカベンジャーも文字通り、毒性のある活性酸素を取り除いてくれる、掃除人の酵素のことです。

 

体内の各器官に存在し、
SOD(スーパーイキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンオキシターゼ
といったスカベンジャー酵素が活性酸素を害の少ない物質と結びつけることにより、
活性酸素を無害化し、活性酸素がふえすぎないようにしています。

 

スカベンジャー酵素であるSODの体内濃度と、
その動物の寿命はほぼ比例しているというデータまであり、
体内のスカベンジャー酵素が多いほど健康に長生きできると言えるくらい、
スカベンジャー酵素は重要なものなのです。

 

加齢とともに減るスカベンジャー 〜食事で補いましょう〜

 

スカベンジャーには、
体内で作られる酵素タイプと、食事から摂取できる非酵素タイプの2種類に分けられます。

 

体内で作られるスカベンジャー酵素は、年齢を重ねるごとに減少していきます

 

低下していく抗酸化力を補っていくためには、スカベンジャーの働きをサポートする栄養素や、
食事から摂取できる非酵素タイプのスカベンジャーを取り込んでいく必要があります。

 

 

 

体内で作られるスカベンジャー酵素の原料はタンパク質です。

 

タンパク質は、20種類のアミノ酸からできています。

 

そのうち、体内で作られる必須アミノ酸は11種類、
体内で作ることのできない不可欠アミノ酸は9種類になります。

 

不可欠アミノ酸は、タンパク質を含む食品から摂取するしかありません

 

 

 

良質なタンパク質を含む食品の例としては、
鯵、鰹、鯖、秋刀魚、牛肉、豚肉、鶏肉、卵などがあります。
これらをバランス良く摂取することが重要です。

 

また、鉄、セレン、マンガン、亜鉛といったミネラルは、補酵素成分であり、
スカベンジャー酵素をサポートします。

 

これらを含んだ食品としては、
油揚げ、おから、高野豆腐、ひじき、オクラ、パセリなどがありますが、
必要な量のミネラルを食品から摂取するには限界があるため、
サプリメントなどを利用すると気軽に摂取することができます。

 

これらのアミノ酸とミネラルが、スカベンジャー酵素の代謝や消化をサポートしてくれます。

 

 

 

野菜イメージ

 

また、抗酸化食品といわれるものを体外から摂取し、
スカベンジャー酵素の減少に伴う抗酸化力の低下をサポートすることも重要です。

 

それらの食品は、
スカベンジャー成分」「スカベンジャービタミン」とも言われます。

 

スカベンジャー成分とは
アスタキサンチン、リコペン、カテキン、ケルセチン、セサミノール、クルクミン、
グラタチオンのことを指し、この成分を含む食品には、
カボチャ、鮭、卵黄、ブロッコリー、ほうれん草、大豆、ブルーベリー、赤ワイン、カレー粉
などがあります。

 

日頃から食べている食品も多くありますが、いつも飲んでいるお酒を赤ワインに変えるなど、
少し意識をすることで摂取することが可能な食品だと思います。

 

スカベンジャービタミンとは、ビタミンA、B2、C、Eのことです。

 

これらは、活性酸素と戦うSODなどのスカベンジャー酵素の働きをサポートするだけでなく、
自身も活性酸素と戦うスカベンジャーとして活躍することができます。

 

野菜や果物を摂取するように心がけましょう。